インプラントの死亡事故
成功率95%を超えるといわれるインプラント治療。その安全性の高さが大きなポイントとなっていますが、そんなインプラント治療において死亡事故が発生するというショッキングなニュースがありました。
事故が起こったのは2007年5月、東京八重洲で70歳の女性がインプラント手術を受けた際に発生しました。手術中に舌動脈を損傷してしまい、その後内出血が気道圧迫をもたらして死に至ったというものです。
安全なはずのインプラント治療でこのような死亡事後が発生したことでインプラントに対する不安が広がりました。
手術を担当した歯科医師はすでにインプラントの経験を豊富に積んでいたとのことで、改めてインプラント手術の難しさを痛感させられる事故となりました。
また、その医師は術中に失敗に気づき、他の病院に搬送したものの、そこの医師が判断を誤りそのまま帰宅させてしまったとのことです。その後内出血が起こり、死に至ってしまったのでした。
このように、インプラント治療には少なからぬリスクが伴うのが現実です。手軽で安全というイメージを前面に押し出してアピールしている医療機関も多いですが、手術を受けようと考えている場合にはさまざまなリスクをきちんと把握した上で判断する必要があるのでしょう。とくに近年、人気の高まりに便乗するような形で安易にインプラント治療を導入する医療機関が増えているだけに医療機関の選択が重要になってきます。この死亡事故は極端なケースではありますが、トラブルに見舞われないよう注意することは忘れないようにしたいものです。